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  • 朝日:「外国人だから」と宿泊拒む 倉敷のビジネスホテル

    Posted by Dr. ARUDOU, Debito on May 17th, 2007

    ブロクの皆様こんばんは。有道 出人です。いつもお読みいただいてありがとうございました。

    さて、今朝新聞に載った記事ですが、私はきょうそれぞれのところに調べに電話して、結果発表を記事の下に記載します。

    ===========================
    「外国人だから」と宿泊拒む 倉敷のビジネスホテル
    朝日新聞 2007年05月17日06時53分
    http://www.asahi.com/national/update/0517/OSK200705160090.html

     岡山県倉敷市内のビジネスホテルで4月、広島市在住の中国人男性(45)が、外国人であることを理由に宿泊を拒否されていたことがわかった。旅館業法では、伝染病患者であることが明らかな場合や賭博などの違法行為をする恐れがある場合など以外は宿泊拒否は認められておらず、同市は男性に「不愉快な思いをさせた」と謝罪した。同市は市内の宿泊施設に外国人を理由に宿泊拒否をしないよう周知徹底を図る、としている。

     中国人男性は4月3日夜、最初に訪れた倉敷市内の別のホテルが満室だったため、ホテルの従業員が電話でこのビジネスホテルに空室があることを確認してくれた。しかし、従業員を通じて「外国人は泊めないと言われた」と伝えられた。

     男性がビジネスホテルを訪れて真意をただしたところ、フロントで支配人の男性(70)に「外国人は泊めないのが方針」と言われ、宿泊を拒否されたという。

     男性から話を聞いた知人が数日後、同市の外郭団体の倉敷観光コンベンションビューローに相談し、同市が事実関係を確認。市国際平和交流推進室が4月中旬、「国際観光都市として売り出している中、不愉快な思いをさせて申し訳ない」と電話で男性に謝罪した。

     同ビューローも加盟施設あてに5月7日付で指導の徹底を求める注意喚起の文書を送付した。

     日本で仕事をしている男性は日本語に不自由はなく、「日本人が同じことをされたらどう思うか。非常に心外だし改善してほしい」と憤っている。一方、宿泊を拒んだビジネスホテルの支配人は「外国人客は言葉などの面で対応しきれずお断りしている」と話し、今後も外国人の宿泊を断るという。

    ===========================

    有道よりコメント:

     本日午後、当局(倉敷市観光振興課、観光コンベンションビューロ(086-421-0224 小野氏)など)に電話して、結局ホテルの名前を聞きました:

     ビジネスホテル「アポイント」(倉敷市美和1丁目14−29, 086-423-2600)website http://www5.ocn.ne.jp/~apoint/

     当ホテルに電話して、「かわかみ」という方と話しましたが、「外国人お断りは取り止めました。市から指導を受けて、これから外国人を受付します」などと言いました。

     よかろうが、なぜ今朝こその朝日新聞さえ『宿泊を拒んだビジネスホテルの支配人は「外国人客は言葉などの面で対応しきれずお断りしている」と話し、今後も外国人の宿泊を断るという』を報道したのでしょうか。ましてや、倉敷市の観光コンベンションビューロがアクションを起していなければ、このUターンにならなかったのではないでしょうか。

     対照的な事例は東京都新宿区の「ビジネスホテル つばくろ」(東京都新宿区百人町1-15-33 Tel 03-3367-2896)は数年間「外国人お断り」をしています。私と友人は数回も(2005年2月は前回)「このポリシーはいかないですよ、旅館業法五条違法」と説明しても、支配人はそのままです。最近「(日本語話せる方はOK)」を書き加えたが、それでも違法行為です。(当ホテルの「外国人客お断り」の看板はこちらです。)しかし、近くの交番にこの件を通報しても、「新宿区警察署に言って」と盥回しました。結果は、放置のままです。

     要は、当局からのアクションがなければ、「放置」国家となりますね。差別撤廃は行政府次第です。特に注目することは、小樽温泉問題と違って、「入浴施設は民間会社なので差別行為を取り止める法律がないため、行政府は拘束力がない」と当局が言ったが、ホテルの場合該当する法律(旅館業法)が存在しています。
    ———————————
    旅館業法 第五条
     営業者は、左の各号の一に該当する場合を除いて は、宿泊を拒んではならない。
    一  宿泊しようとする者が伝染性の疾病にか かつていると明らかに認められるとき。
    二  宿泊しようとする者がとばく、 その他の違法行為又は風紀を乱す行為をする虞があると認められるとき。
    三  宿泊施設に余裕がないときその他都道府県が条例で定める事由があるとき。
    ———————————

     よって、「外国人だから」を理由して拒んではいけません。いつ東京都は法律を執行するのでしょうか。

     とにもかくにも、倉敷市へ感謝いたします。有道 出人

     以上

    2 Responses to “朝日:「外国人だから」と宿泊拒む 倉敷のビジネスホテル”

    1. ダン Says:

      面白いですね。「外国人は泊めない」という事だけで仕方がないけれど、「外国人客は言葉などの面で対応しきれずお断りしている」という理由(言い訳)を挙げると別の問題になるかもしれません。日本語能力の資格を持つ外国人客にとっては、ホテルの受付に日本語能力の証明書を持ってきたらどうなるのかな。外国人だから拒否するか、あとパスポートや外国人登録証明書を要求するか、結局文句なしに認めるのかな。とにかく「言葉の壁」だけでホテルが(日本語を話せる)外国人客を拒否するのはおかしいでしょう。

    2. debito Says:

      山陽新聞より:

      倉敷のホテル 外国人の宿泊断る 市が謝罪、調査へ
      旅館業法抵触の恐れ
      http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/05/18/2007051809332544008.html
      Courtesy of FuckedGaijin.com

       倉敷市内のビジネスホテルで4月、中国人男性(45)=広島市=が外国人であることを理由に宿泊を断られていたことが、17日までに分かった。旅館業法に抵触する恐れがあり、抗議を受けた市側は男性に謝罪した。

       倉敷市の外郭団体・倉敷観光コンベンションビューローは、宿泊状況調査から他の施設でも同様の対応をしている可能性があるとみて、不当な宿泊拒否をしないよう文書で関係者に通達した。

       同市などによると、男性は4月3日夜に別のホテルを訪問。満室だったことから従業員がビジネスホテルに問い合わせをしたところ、空き室がありながら「外国人客には十分な対応ができない」として断られた。男性はその後、ビジネスホテルを訪れ抗議したが対応は変わらず、他の宿泊施設を利用した。

       男性は同月中旬、県華僑・華人総会を通じて市側に適切な指導を要請。市側は男性に対し「不愉快な思いをさせ申し訳ない」と謝罪するとともに、ビジネスホテル側の調査に乗り出した。

       ビジネスホテルの支配人は「言葉などの面で対応に限界があるため、断った」と話しているが、男性は「外国人というだけの理由で拒否するのは残念で、屈辱的な行為」としている。

      (2007年5月18日掲載)

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