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X-Sender: debito@debito.org
Date: Thu, 10 May 2001 18:41:20 +0900
To: debito@debito.org
From: Arudou Debito/Dave Aldwinckle <debito@debito.org>
Subject: 5/10/01稚内紋別訪問レポート

(written in Japanese)

援助会の皆様、訴訟の支持者、こんにちは。有道 出人です。もう数日間がたったの
ですが、先週連休中の稚内と紋別への訪問の結果をお知らせしたいと思います。

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では、5月3日(木)、カートハウス、サザランドと小生は、外国人と日本人が別施
設と「外人風呂」入場料が7倍高を実施する公衆浴場「湯らん銭」(http://
www.debito.org/photosubstantiation.html#WAKKANAI
)を訪れました。入場券を買っ
てから、カウンターの女性が「ちょっと!」と言い始めましたが、私の顔を見て「あ
、有道さんだ。どうぞ」と。そして、カートハウスとサザランドはどうなると聞くと
、支配人の大嶋氏との2時間の話合いのうえ、「有道さんは日本人だからルールを説
明出来る。その2人でもOK」と大嶋氏。依然(98年の7月と00年の7月)、日本
人と一緒でも外国人のみ却下して「外人風呂」に行かせたので、改善だとは言います
。が、私は疑問を挙げました。「カートハウスとサザランドは在日期間と日本社会の
深入りは私と変わらないので、私が日本パスポート持ちのみでルール説明機能がある
のはおかしい」、「この頓珍漢な制度を自分のお金で維持したくないので、返金して
下さい。それなら、カートハウスとサザランドはどうなりますか。」大嶋氏:「もう
、いいと言ったからその2人も日本人風呂入場可」と。HBC、HTBもカメラと道新の記
者も居たことも返答影響もあったかもしれませんが、結果は断わられなかったが、入
りませんでした。いずれに大嶋氏は別施設制度を保つ意志も表しました。

その後、私は稚内のシドウスポーツ店と調髪屋のキタムラを訪れ、「外国人を断って
いません。ルールを守らないと注意して、その後は拒否」と言いました。去年、私を
断ったことよりいいことだと思います。最後に、当日の最高気温が6度を超えなかっ
たため、日本再北の温泉、市営「童夢」に行って体を温めました。童夢は完全にオー
プンな所で非常に爽やかでした。

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そして、次の日、5月4日、紋別を調査しに行きました。この町ではロシア語で「日
本人専用店」の看板を掲示して、全ての外国人を断る制度を実施しています。(http:
//www.debito.org/photosubstantiation.html#MONBETSU
,
http://www.debito.org/KokoGaHen1.html) カートハウスとサザランドは自転車で興
部町から出て、運動してから紋別市の唯一の天然温泉、「もんべつ温泉 美人の湯」
(紋別プリンスホテルの子会社、日帰り客の施設)。最初、支配人の林氏は腕で「バ
ツマーク」をしましたが、カートハウスは「なぜ」と日本語で言って「あ、日本語が
出来るの。じゃあどうぞ」。ところが、入浴後、カートハウスは林氏この待遇の改善
について話そうとしたが、林氏は苦情受け付けを却下しました。自分が支配人ださえ
否定しました。未だに「僕をお客さんとして見てはいません」とカートハウスは憤っ
ています。

そして、私は後程一人で(ただ、外で遠いところでHBCとSTVのカメラが待って、私は
道新の記者と一緒に)入場しました。その時、カウンタで林氏と違う男が承って、「
日本人と一緒じゃないと入場拒否」と。私は「日本人です」と日本パスポートを見せ
ても利きませんでした。10分ぐらい待っても、道新の記者の私が林氏と相談する志
願は却下されましたので、私は外に出てカメラに「日本人でも拒否」を報告しました
。すると、林氏は「ごめんなさい。話そう」と。結局、林氏、道新の記者と3人で立
場を説明し合ってから、林氏は少し反省気になりました。「まあ、こうやって外国人
が日本語が出来るかどうかを聞かないで断るのは失礼だろうね」と言って、日本語が
出来る外国人ならOKにしました。でも、ロシア語の看板を下ろすこと意志も示しませ
んでした。結局、私は「美人の湯」で入浴許可を取りましたが、「非常に不完璧な改
善」だとは個人的にまだ思っています。

そして、当日の夜、飲食のまち「はまなす通り」をHBC、道新とSTVと一緒に回って、
「ロシア語で排斥する看板のある店の様子を調査しました。焼鳥屋さんで断られませ
んでしたが、日本語が話せないと困る、とままさん。そして、偶然、そのところで紋
別料飲店組合の事務局長西岡達之氏と逢って、お互いに立場を説明しました。西岡氏
が言うには、紋別市が充分交流骨折を防ぐ措置を採りませんでした。例えば、飲屋の
制度の説明書をロシア語で作って配ることなど。排斥する看板は良くないとは分かっ
ているが、メンバーが下ろさせるような注意はしません。

その後、私はスナック3カ所を訪れましたが、「ここがへんだよ、日本人」に出るタ
レントに向かって冷たい拒否はありませんでした。それどころか、拒否は一切ありま
せんでした。ところが、日本語が出来ないと困ると言いました。しかも、看板を下ろ
す意志を表した店はなかったのです。結局、私は3時間くらいスナックで飲んでまま
さんと実情についてインフォーマル・インタビューを収録して、最後は非常に建設な
話しになった気がしました。

では、調査の結果は何でしょうか。共同通信にも毎日出来事のアップデートしました
が(道新の記事は http://www.debito.org/doshin050401.jpg )、記者にこう評価し
ました:

改善はありましたが、幾分だと感じました。依然、見た目で門前払いでしたが、今後
は人の個人言語能力も見つつあります。これはいいですが、問題はまだ残ります。1
)我々は調査員としてサンプルを影響したでしょう。最近私の顔はよく知られて、記
者とカメラと一緒だったら、支配人の反応は変わるかもしれません。全く違う人なら
ば、特に「湯らん銭」と「美人の湯」の場合、どういう待遇になったでしょうか。2
)どこでも看板を下ろすまたは制度を変える意志は一切見ていません。日本語OKらし
いだが看板で非日本人入場禁止なら、誤解を招きます。

要は、我々は断られなかったのは事実です。その面では進展です。ところが、どうれ
くらい参考になるのはは見てみないといけないと思います。

以上です。宜しくお願いします。

有道 出人