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New ebooks by ARUDOU Debito

  • Book IN APPROPRIATE: A novel of culture, kidnapping, and revenge in modern Japan
  • 毎日グローバル・アイ:続・国際結婚と子の親権 ハーグ条約に加盟を

    Posted by Dr. ARUDOU, Debito on November 3rd, 2008

    Handbook for Newcomers, Migrants, and Immigrants to Japan\Foreign Residents and Naturalized Citizens Association forming NGO\「ジャパニーズ・オンリー 小樽入浴拒否問題と人種差別」(明石書店)JAPANESE ONLY:  The Otaru Hot Springs Case and Racial Discrimination in Japan

    グローバル・アイ:続・国際結婚と子の親権 ハーグ条約に加盟を=西川恵

    毎日新聞 2008年11月1日 東京朝刊

    http://mainichi.jp/select/world/news/20081101ddm007070005000c.html

     先週に続き、国際結婚が破綻(はたん)した日本女性が、子どもを一方的に日本に連れ帰ることが誘拐罪に当たる話である。

     米欧など約80カ国が締約国になっている「国際的な子の奪取の民事面に関する条約」(ハーグ条約)。同条約ではカップルの一方が子の親権、面会権などを確定しないまま子を居住国から連れ出すことを不法とする。

     したがって締約国の間では、受け入れ国は連れ出された子どもを元の居住国に戻す義務がある(子どもが拒んでいる時など例外規定はある)。しかし同条約の締約国でない日本には適用されず、子に会えない外国人の不満は強い。外務、法務両省は加盟を前向きに検討しているが、専門家の見解は分かれている。

     問題に詳しい大貫憲介弁護士は、自国民保護の観点から加盟反対だ。「日本に戻る日本女性の90%以上は、男性のDV(ドメスティックバイオレンス)や幼児虐待など、男性側に原因がある」と指摘。また日本女性は戻る時、DVなどの証拠を持ってこないため立証が難しく、「子どもを返せ」との男性側の声が圧倒しがちになるという。

     家族法が専門の大谷美紀子弁護士は加盟支持だ。第一の理由は、日本も加盟する「子どもの権利条約」との関連。同条約の実施状況を審査する国連の委員会は、ハーグ条約を「子どもの権利条約」と一体のものとして批准を各国に勧告している。

     第二は、加盟は不利益ばかりでないこと。日本がハーグ条約に加盟していないため、外国人の元の夫が「日本に子どもを行かせたら帰って来ない」と、母子の面会を拒否する例もある。10万ドル(約1000万円)の保証金を供託して、子どもを呼び寄せる母親もいる。

     日本は離婚すると親権は一方にしかなく、「子供は母親が引き取る」との家族観が根強い。一方、ハーグ条約ではDVなどでない限り共同で子供の監護権(日本の親権に相当)を保持、同居しない方に面会権がある。日本の家族観を揺すぶるものだが、私はハーグ条約に加盟すべきだと思う。

     大谷弁護士の挙げた理由もそうだが、日本の社会自体、家族の在りようが大きく変わってきていることだ。例えば男性の育児休業取得率は、依然、低水準だが上昇しており(厚生労働省)、男女の家事・育児分担は当たり前。一方が子を囲い込む時代ではないからだ。

     父母の二つの国を行き来できるようになれば、子供の人生はこの上なく豊かなものとなるに違いない。(専門編集委員)

    毎日新聞 2008年11月1日 東京朝刊

    2 Responses to “毎日グローバル・アイ:続・国際結婚と子の親権 ハーグ条約に加盟を”

    1. Benjamin Says:

      My girlfriend recently quoted this figure to me in a conversation about why having a foreign boyfriend is difficult. Articles like these really do have a concrete impact on people.

    2. Drew Says:

      She told you that having a foreign boyfriend is difficult because (somebody says) that there are a lot of cases of domestic violence amongst Japanese Woman/Foreign Man couples? Wouldn’t the difficult-ness of having you as a foreign boyfriend only depend on whether *you* beat *her*? Girls are weird sometimes.

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