サミットの関係で、外国人ジャーナリストが拘束、強制退去

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Handbook for Newcomers, Migrants, and Immigrants to Japan\Foreign Residents and Naturalized Citizens Association forming NGO\「ジャパニーズ・オンリー 小樽入浴拒否問題と人種差別」(明石書店)JAPANESE ONLY:  The Otaru Hot Springs Case and Racial Discrimination in Japan
本日いただいた文を転送します:

有道さん

東京より外国人入国時の拘束に関する情報がはいりましたので、メールさせていただきます。

G8サミットが目前に迫った昨今、外国人が空港で足止めされるという事態があいついでいます。

政府関係者および大手メディア以外の目的で、G8関係の活動(取材、講演会を含む)のために訪れる外国人は事情聴取が必要で、24時間の拘束は珍しくないそうです。

昨晩(6月27日)、市民メディアセンター(札幌)に登録済みの香港・市民ジャーナリスト3人が入管に拘束され、強制退去寸前という事態が発生しました。

今朝は、スーザン・ジョージさん(ATTAC France)が空港で足止めされているとのことです。74歳のジョージさんを拘束するのは、人道上の配慮にも欠けていると思われます。

今後もこのような入管措置は続くと予想されます。

今回のG8サミットのホスト国であり、先進国であり、民主主義国家である日本が、外国からの訪問者をこのように扱うのは、国際社会の一員として恥ずべきことです。

G8の取材で入国しようとしているジャーナリストやメディア関係者の拘束(場合によっては入国拒否)は、表現の自由を抑圧する行為です。

国際ジャーナリスト連盟に所属しているジャーナリストも滞在期間を制約され、国際問題として大きく発展しつつあります。

ジャーナリストやメディア関係者というのは、不測の出来事を取材するケースが多く、入国の際にあらかじめ取材日程を決めることができず、スケジュールが埋まっていないのが普通です。しかし、予定がない日が数日あると、その前に帰国を命じられることもあるそうです。

大手マスコミ以外のメディア関係者は、市民の視線でG8を取材するために来日しています。彼らの活動の抑制は、市民の声を伝える機会を奪い、権力側に偏重した報道を助長させるだけです。

こうした問題を顕在化し、海外からの訪問者が速やかに入国できるよう、みなさまのお力をお借りしたいと思います。

できる範囲で結構ですので、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

なお、成田空港の入管の連絡先は以下の通りです。

成田入管 電話:0476-32-6774 

また、G8メディア・ネットワークでは、月曜日に東京で、拘束された当事者や国会議員を交えた記者会見を予定しているそうです。

詳細が決まりましたら、ご連絡させていただきます。

(日刊ベリタ 記者 木村嘉代子 著)

http://www.NikkanBerita.com

info AT berita DOT jp
以上

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