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ブロクの皆様こんばんは。倉敷市内にて宿泊している有道 出人です。いつもお世話になっております。
さて、昨年11月に報告した件ですが、きのうはようやく報道となりました。当日、岡山市内で人権問題についてスピーチをする最中だったから全然視聴ができませんでしたが、友人から新聞とテレビのリンクを転送してくれました。ありがとうございました。
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◎教師「金髪、碧眼が条件」
英会話学校が求人ポスター
共同通信2007年2月12日
甲府市の英会話学校が、幼稚園に派遣するための教師の条件を「金髪、目は青
か緑色」と限定した求人ポスターを作成、山梨県国際交流センターが約半年間に
わたって、館内に掲示していたことが●日、分かった。
外国人の人権問題に取り組む米国系日本人で、北海道情報大助教授の有道出人
(あるどう・でびと)さんらが「外見と英語教育者の資格を結び付けるのは疑問。
外見、人種による差別を助長する」とセンターに抗議、センターは「配慮を欠い
た」と謝罪した。
有道さんはまた、甲府地方法務局に、同校や幼稚園に人権啓発するように文書
で要望。同法務局は同日までに、関係者から事情を聴くなど、事実関係の把握に
乗り出した。
関係者によると、ポスターは同校が昨年五月、センターに掲示するよう依頼、
センターが掲示した。ポスターには条件として英語で「Blonde hair
blue or green eyes」などと書かれていた。
同校によると、市内の複数の幼稚園から「子供を”外人”に慣れさせたいので
教師を派遣してほしい」との依頼を受けた際「金髪」「青い目」などの条件が付
いていたという。同校は「古い、差別的な考え方だと思ったが、客のニーズには
逆らえなかった」と反省している。
センターは昨年十一月、抗議を受けた直後にポスターを撤去。「今後は、差別
につながるような表現については十分配慮して対応する」としている。
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この事件のいきさつはこちらです:
https://www.debito.org/?p=127
https://www.debito.org/?p=93
そして、新聞のみではなく、TBSテレビでもきのう放送されました:
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求人広告に「条件」、甲府の英会話学校
https://www.debito.org/?p=92#comment-1434
山梨県甲府市の英会話学校が、外国人教師を募集したポスターに、「金髪で青か緑の目」という条件をつけていたことが分かり、人種差別につながるという批判が集まっています。
このポスターは、山梨県甲府市の県国際交流センターに去年5月から11月まで貼り出されていたもので、外国人教師の募集条件として、「ブロンドヘア、ブルー・オア・グリーン・アイズ」などと書かれていました。
外国人の人権問題に取り組む大学の助教授から、外見や人種による差別につながるという抗議を受けて取り外されましたが、県国際交流センターでは、これまで、求人などのポスターは自由に貼られていて、ほとんどチェックしていなかったということです。
センターでは、「今後は差別につながるような表現については十分配慮して対応する」とコメントしています。(2007年2月12日11:43)
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http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3491780.html
Video link for windows media:
http://news.tbs.co.jp/asx/news3491780_12.asx
ありがとうございました!有道 出人
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追伸
英会話講師求人ポスター:「差別助長」指摘で撤去−−甲府 /山梨
2月14日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070214-00000095-mailo-l19
甲府市内の英会話学校が、幼稚園に派遣する英語講師の求人ポスターで「金髪で青か緑色の目」と限定、「差別を助長する」との指摘を受け、同市飯田2の県国際交流センターの掲示板から撤去されていたことが分かった。同校の経営者の男性(38)は取材に「考慮が足りなかった」と話している。
同校が昨年5月に掲示を希望し、センターを管理する財団法人県国際交流協会が許可。指摘を受けた同11月まで張り出され、ポスターには「Blonde hair blue or green eyes」などと採用条件が明記されていた。同協会も「今後は差別につながる表現は掲載しないようしっかりチェックしていく」と話した。
問題を指摘したのは、外国人の人権問題に取り組む米国出身で日本国籍の北海道情報大助教授、有道出人(あるどうでびと)さん。昨年11月に甲府市内の友人から連絡を受け、「外見と英語教育者の資格は結び付ける必要はなく、明らかな差別」と同協会と甲府地方法務局に抗議文を送った。
経営する男性によると、幼稚園の英語講師紹介の営業をしたところ、複数の幼稚園から「(日本人と)髪の毛や目の色が違う人」を求められた。男性は「日本には英語といえば西洋人という風土があり、幼稚園のニーズも理解できた」と釈明した。【吉見裕都】
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