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食事にゴキブリや毛虫 入管収容中の外国人がハンスト
朝日新聞 2007年10月18日10時31分
http://www.asahi.com/national/update/1018/OSK200710170103.html
法務省西日本入国管理センター(大阪府茨木市)に収容中の外国人約40人が「支給される食事に毛虫などの異物がたびたび混入し、安心して食べることができない」として、今月9、10両日にハンガーストライキをしていたことが17日、わかった。同センターは今年4月以降、約30件の異物混入を確認。施設内で食事を調理する業者に改善を申し入れた。
同センターによると、17日時点の収容者は約240人。1日3回の食事は、給食業者が施設内で調理して各居室に配膳(はいぜん)しているが、現在の業者と委託契約を結んだ4月以降、人の毛髪のほか、毛虫、ゴキブリ、カビなどの異物がたびたび混入した。
このため、同センターは9月以降、収容者が食事に異物がないことを確認したうえで食べさせる措置を取ったが、8日にも収容者1人が混入を訴えた。センター側は「自分で調べたはずだ」として交換を拒否したため、同室の外国人ら数人が翌9日朝食からハンストを開始。翌10日の朝食には三十数人が加わったことから、センターは「業者に衛生管理を徹底させる」と収容者に伝え、ハンストは終わった。
同センターは「業者へ強く改善を申し入れており、今後も注意する」としている。
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